第4回  ご近所にある某ファミレスは幼い頃全国チェーンだと信じて疑ってなかったが、それは私だけでは無い








「お久しぶりです。不二周助です」

「‥‥今日も電波が快調そうだね。どうしたの不二?」

「幸村、ここの更新が何時振りだと思ってるのさ。誕生日企画だか何だか知らないけど、僕達ずっと放置されてたんだよ。
久しぶりに会えた読者の方に挨拶しとくのが筋ってもんじゃない?礼儀って言うか‥」

「確かに不二が言う事も一理あるね。皆元気にしてた?滝です。
管理人が鳥頭なせいで全く更新が無かったけど僕たちは皆元気。久しぶりにあえて嬉しいよ」

「久しぶり。幸村です。最近全国大会で忙しいけど、投薬と通院を欠かさず健康維持に努めてます☆」

「一番渋ってた人間が一番ノリノリで挨拶って‥ていうか、近況報告もKY過ぎて駄目だね。これだから立海は‥やれやれ」

「不二―‥今なんか喧嘩売ったー?売ってるなら漏れなく買うよー」

「えー気のせいじゃない?僕はただ、素直に自分の心情を発言しただけで、君に対しての言葉ではないし」

「そうなのか。それはすまない。万が一俺に喧嘩を売っているのならば、王者立海大のトップに君臨するのもとして、
叩きのめさないといけないからさ、フフッ」

「やだなぁ、平和主義者の僕がそんなことするわけが無いじゃないか。本当に野蛮だね君は」

「フフフフフ」

「ハハハハハ」

「全く二人ともしょうがないなぁ。久しぶりに集まったんだから、穏やかにお茶でも飲めば良いのに」

「い‥いや、この状況で優雅に茶を飲めるのはお前くらいだろ。氷帝の滝」

「そうかなぁ、君も飲んだらいいじゃない。おいしいよ?ジャッカル"ねずみ花火eat"桑原君」

「あれ、いたのジャッカル?」

「全然気が付かなかった。本当にもっと派手に行かなきゃ駄目だよ。生き様も技も。
ただでさえ、立海は濃い人間が多いんだから埋もれちゃうよ?」

「そうだぞ、ジャッカル。他校の人間にタコとか言ってる暇があるなら自分の姿の確認と真田に逆らう勇気の育成に努めろよ。本当に外弁慶なんだから」

「あーなんか中じゃ苦労してそうだもんね。もう、いっそウチの樺地みたいに付き従うことで個性を確立したら良いんじゃない」

「あ!!それいいかも。そのアイデア頂きね。ジャッカル今日からとり合えず返事は"ウス"ね。
ていうか暇な時間は常に僕につき従うように」

「ちょっと待て!!ブン太と赤也で手一杯なのにお前の面倒まで見れねぇ!!ってか何だこのイジメは!!」

「えーだってジャッカル"ねずみ花火eat"桑原君だしね」

「いや、それは俺の技見て赤也が付けた‥てか、言わねえとアイツ機嫌悪くなるし」

「そんな新技出してきたくせに、サクッと負けるしね。まったく王者の名が泣くよ」

「い‥いや、それはライバル校の宿命ってか少年漫画のお約束と言うか‥」

「何それ!!言い訳は見苦しいよ桑原。君は僕達青学に負けたんだから。この事実は‥‥
負けたって現実は変わらないんだから!!」

「そこ強調すんな!!本誌では描かれてないが俺たちだって頑張ったんだぞ!!」

「‥‥頑張ったって、結果が駄目なら駄目だと思うんだけど」




「‥‥うぐ」




「流石のジャッカルの鉄壁の突っ込みも滝相手には形無しだね」

「まったく、試合にも負けて舌戦でも負けるなんて‥たるんでるよ」

「お前そこは部長としてなんかフォローするとこだろ!!」

「何言ってるのジャッカル。負けたものには死あるのみそれが我が立海大の掟だよ
‥‥‥そんな訳で歯を喰い縛れ」

「え‥‥ちょ‥‥ま‥‥滝、不二」

「助けてあげても良いけど‥‥等価交換って言葉を知ってるかい?ジャッカル"ねずみ花火eat"桑原君」

「その名前最後まで引っ張るのかよ!!」

「やだなぁ、敗者には潔い死か屈辱の生しか道はないんだよ」

「なんで中学校の全国大会のテニスの試合がそこまで重いんだ‥‥!!!!!!!!!!」


「‥‥滝、部員が苦労を掛ける」
















〈オマケ:O足Y士君とM井B太君〉

「こんなところに隠れとってええんか?丸井」

「馬鹿言え!!この丸眼鏡!!おめおめ出て行ったら次は俺が昇天させられるわ!!」

「あー‥あれジャッカル、大丈夫かいな?意識ココにあらず見たいな感じやけど」

「大丈夫だろ。アイツ赤也のせいでこんなん慣れっこだから。あとで回収するし」

「(優しいんか冷たいんか分からんな)でもな」

「あんだよ」

「幸村が超笑顔でこっち来とるで」

「それを早く言えよ!!アホ眼鏡ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」






その後の丸井ブン太と忍足侑士の消息を知るものは居ない。








「俺関係ないやん!!!!!!!!!」
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